この記事では「シングルファザーの婚活・再婚・恋愛のメリット・デメリット14選」をご紹介します。
当記事はこんな人にお勧めです。
- シングルファザーの婚活・再婚・恋愛事情を知りたい方
- シングルファザーと婚活・再婚・恋愛したい女性の方
- シングルファザー(父子家庭)の定義や父子世帯数を知りたい方
是非チェックしてみてください💑
この記事の執筆者
結城未来(ゆうきみらい)です。恋愛や結婚におけるココロの変化や、恋人探しを応援するためのコラムを書いています。 筆者詳細
シングルファザーとは?
シングルファザーとは、1人で子供を育てている父親のことです。下記が該当します。
- 離婚後に、子供の「監護権」を持つ父子世帯の父親
- 未婚のまま1人で子供を育てている父親
*監護権とは、子供の監督保護や教育する権利のことで、親権のひとつです。養育権とも言われます。
日本の父子世帯の数と割合
平成27年時点で、日本の父子世帯数は84,000。国内の総世帯の0.2%であり、少数派の世帯です。
親などの他世帯と同居している父子世帯数は182,000。純粋な父子家庭の2.16倍に増えます。それでも全世帯の0.3%しかありません。
日本の父子世帯は減少傾向
- 平成17年の父子世帯数 92,000
- 平成27年の父子世帯数 84,000
父子世帯は10年間で8,000減少しています。
日本の総世帯は増加しているので、父子世帯数は純粋に減少しています。
父子世帯における子供の人数
父子世帯別の子供の人数と、その割合は以下の通りです。
- 子供が1人の父子世帯 57.3%
- 子供が2人の父子世帯 33.9%
- 子供が3人以上の父子世帯 8.8%
子供が2人までの父子家庭が9割を占めます。
父子世帯の子供の年齢
父子世帯で暮らす「最年少の子供」の年齢とその割合は以下の通りです。
- 5歳以下 7.4%
- 6~14 歳 51.0%
- 15~17 歳 27.0%
- 18~19 歳 14.6%
父子世帯の約6割に中学生以下の子供がいます。
シングルファザーとの婚活・再婚・恋愛のメリット・デメリット概要
シングルファザーの婚活恋愛には、下記のメリット・デメリットがあります。
- 男性に家事・育児のスキルがある
- 男性の責任感が強い
- 一度失敗しているので、恋愛や結婚の経験値がある
- 女性側が子供を産むプレッシャーから解放される
- 子供を見ることで、シングルファザーを知ることができる
- 子育ての喜びを共感できる
- シンパパは恋人と過ごせる時間が少ない
- シンパパは子供が最優先、デートは二の次になりがち
- 女性側が離婚の理由を警戒する
- 別れた妻との関係に嫉妬してしまう
- 子供は気持ちの整理が追い付かない
- 女性と子供の相性が悪い可能性がある
- 生活圏を変えることができない
次からは、各メリット・デメリットについて個別に説明していきます。
シングルファザーと婚活・再婚・恋愛をするメリット
シングルファザーの恋愛のメリットをご紹介します。女性視点で見た場合、シングルファザーの男性には以下の6つの長所があります。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛メリット1. 男性に家事・育児のスキルがある
シングルファザーは、家事や育児の経験があります。子供の食事を作り、家の掃除や衣類の洗濯をします。子供の着替えを手伝い、お風呂に一緒に入り、教育まで1人でこなしています。
家事や育児などの家庭内で活かせるスキルを既に持っていることは、女性にとって魅力に感じる要素です。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛メリット2. 男性側の責任感が強い
シングルファザーは、責任感が強い男性が多いです。働きながら1人で子供を育てることは、とても大変なことです。それを実行するには、かなりの覚悟が必要になります。
女性から見て子育てに頑張る姿は、責任感があり頼りがいのある男性という印象を抱くため、魅力に感じる要素となります。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛メリット3. 一度失敗しているので、男性側に恋愛や結婚の経験値がある
シングルファザーは、過去に結婚で失敗しているので、恋愛に関して経験値があります。そのため、女性は以下を期待します。
- 恋愛から結婚まで、色々な知識を持っていて頼りになる
- 同じ失敗をしないように、次の結婚は上手く進めてくれそう
色々と経験をしている分、次の恋愛は上手に進めることを期待しています。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛メリット4. 女性が子供を産むプレッシャーから解放される
シングルファザーには既に子供がいるため、もし結婚をしても、女性側への出産のプレッシャーが弱いという長所があります。
子宝に恵まれず、妊娠に苦労する夫婦は少なからずいます。特に40歳を超えた女性には、子供を妊娠できるのか不安を抱く女性も少なくありません。そのため、孫を期待する親世代からのプレッシャーを感じる女性もいるのです。
既に子供がいるということは、周囲から出産を求めるプレッシャーから解放されるメリットがあります。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛メリット5. 子供を見ることで、シングルファザーの人間性を知ることができる
子供を見ることで、その父親である男性を知ることができます。子供の性格や言動から、男性の子供への教育を垣間見ることができるのです。
しっかりとした子供を育てていると分かれば、父親の評価も上がります。シングルファザーの子供を通して、女性が男性を知るキッカケになるのです。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛メリット6. 子供を育てる喜びを共感できる
子育ては喜びを感じます。例え義理の子供でも同じことです。
シングルファザーの婚活・再婚・恋愛デメリット
ここからは、シングルファザーの恋愛のデメリットをご紹介します。子供がいない男性と比べた場合、シンパパは恋人探しで不利になる要素があります。以下の7つが代表的な短所です。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛デメリット1.恋人と過ごせる時間が少ない
シングルファザーは、仕事・家事・育児など全てを一人で行います。独身男性と比べると、恋人のために使える時間は少ないです。女性としては、なるべく恋人と一緒に過ごしたいもの。デートなど2人で過ごせる時間が少ないことは恋愛においてデメリットになりがちです。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛デメリット2.子供が最優先、デートは二の次
シングルファザーは、子供を最優先で考えるので、恋人とのデートは二の次となります。まだ子供が小さい場合、デートで2人きりになれないこともあります。女性からすると、自分よりも子供を優先されるので、良い気はしません。女性によっては、子供に嫉妬してしまうこともあります。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛デメリット3.離婚の理由を警戒する
男性の離婚経験があると、女性は以下のようなことを考えます。
「過去に離婚を経験しているということは、この男性に問題あるのではないか?」
浮気、暴力、金銭トラブルの3つは、女性が嫌がる要素です。
この3つは離婚理由の上位にもなりますので、女性からすると警戒するのです。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛デメリット4.別れた妻との関係に嫉妬してしまう
離婚した元妻との関係が、新しい恋のデメリットになるときがあります。「昔の女と会う」ことは、今の恋人には不快に思うことが多いです。
そのため、シングルファザーと、嫉妬深い女性の恋の相性は良くありません。恋人に選ぶなら、”やきもち”を焼かない、サッパリとした性格の女性の方が向いているでしょう。
シンパパの婚活・再婚・恋愛デメリット5. 子供が反対する可能性がある
シングルファザー側の子供が、新しいお母さんを反対する可能性があります。両親が離婚してしまった子供は「お父さんとお母さんが復縁して欲しい」と願っていることが多いです。新しい恋人女性が母親のように登場しても、素直に受け入れることは難しいでしょう。
両親の離婚で子供の心は傷ついています。新しい恋人を探す前に、子供の心のケアも忘れずにしましょう。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛デメリット6.恋人女性と子供の相性が悪い可能性がある
シングルファザーに新しい恋人が出来ても、子供との相性が合わないと、恋もうまく進みません。
新しい恋人には、男性と子供の両方を好きなってもらう必要があります。子供側にも、新しい恋人(新しい母さん候補)を好きになってもらう必要があるのです。
男性側は、自分を好きになってもらうだけでも簡単ではありません。男性に惚れるだけでなく、子供とも相愛の関係を目指すことは大変です。
シンパパとの婚活・再婚・恋愛デメリット7.生活圏を変えることができない
恋人と結婚や同棲をすることになった場合、女性から引っ越しの求められる可能性があります。しかし、子供が学校に通っていると、別の地域に引っ越しすることは簡単ではありません。小中学校間の転校は、友人と離ればなれになりますので、子供に気苦労をさせることにもなります。
生活圏を変えづらいところは、新しい恋人と新生活スタートするうえでデメリットとなります。
まとめ
シングルファザーの恋愛には、長所と短所があります。子供のいない男性と比べると、恋愛をするのにデメリットがあることは事実です。ですが、子持ちだからこその恋愛のメリットもあります。シンパパであることに誇りを持ち、しっかりと長所を磨けば、新しい恋が見つかるでしょう。
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