『どうしても恋人(彼氏・彼女)と別れたくない』そんなときってありますよね。
この記事では「恋人(彼氏・彼女)と別れたくない時にするべき行動」をご紹介します。
恋愛心理学の観点から、恋人に別れを告げられた時の6つの対処方法を解説。恋愛感情が崩壊するまでのメカニズムと対策も説明しているので、大切な人と幸せな関係が続けられるよう読んでくださいね。
この記事はこんな方にお勧めです。
- 恋人(彼氏・彼女)と別れない方法が分かる
- 別れ話に最も効果のある対処方法が分かる
- 恋愛感情が崩壊するメカニズムが分かる
是非チェックしてみてください💑
この記事を監修した専門家
結城未来(ゆうきみらい)です。恋愛や結婚におけるココロの変化について、心理学などを交えてご紹介しています。恋人と両想いになるまでに役立つ情報や、長続きするカップルでいる方法を紹介しています。筆者詳細
恋愛感情が崩壊するまでの4段階
恋愛心理学的に、恋愛感情は4段階で崩壊していきます。
恋愛の第1段階 恋は盲目(全て長所に見える)
相手を美化して、短所すらも長所に見える状態です。「恋は盲目」や「あばたもえくぼ」とも言われます。
恋愛の第2段階 短所は我慢する、長所に目を向ける
短所を認識するようになりますが、長所に目を向けて短所は我慢します。
例:「頼りないけど心は優しいから許そう」
恋愛の第3段階 短所を直すように要求する
相手の短所を我慢できなくなり、相手に改善するように要求します。
例:「デートの約束を忘れないで欲しい」
例:「部屋を散らかす性格を直して欲しい」
恋愛の第4段階 相手の長所すら短所に見える
相手の良いところも、欠点に見えてきます。恋人と一緒に居るだけで苛立つ状態です。4段階目まで進むと、恋が終わる可能性が高まります。
恋の破局を防ぐためには、3段階以上は進ませないようにお互い努力することが重要です。相手に直してほしいところを指摘された場合は、改善を心掛けましょう。
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別れの時期 3月に別れるカップルが最も多い
1988年に大坊が行った恋愛の別れの調査では、3月に破局するカップルが最も多いことがわかりました。3月は年度末。就職や進学など、新しい生活の始まりによって生活様式が変わります。その結果、お互いのすれ違いが生まれることが、恋の破局に大きく影響しています。
2004年に心理学者の牧野幸志が行った調査においても、男女共に3月に別れを切り出すことが最も多い結果になりました。
女性から振る割合が高い
2014年の心理学者の牧野の調査では、「恋人との別れは自分から切り出す」と回答した女性が60%でした。別れの主導権は女性が持っていることが多いようです。
これは、松井(1993)も指摘するように、
「自分の人生は自分で決めたい」という認知の偏りが働くためと考えられています。
恋人が別れを告げる理由6選
心理学者の牧野幸志の調査では、恋人が別れを切り出した時の理由は、以下の6通りに分類されます。
- 他に好きな人ができた 37.5%
- 価値観の違い 20%
- 相手の浮気 20%
- 自分の浮気 10%
- 性格の不一致 6.25%
- 相手を嫌いになった 6.25%
「他に好きな人ができた」が37.5%と最も多い結果となりました。「価値観の違い」や「相手の浮気」が原因と回答した人も、それぞれ2割います。
別れを回避するための6つの対処方法とその効果
2013年発表の心理学者 牧野による論文「関係崩壊における対処方略とその効果」によると、別れを切り出された時の対応は6つに分類されます。
- 関係を維持するために懇願する
- 説得・話し合う
- 恋人を非難する
- 相手の意見に従う、譲歩する
- 恋人が好きなことに意識をそらす
- 返事を遅らせる
別れの回避に1番効果があった対処方法は「関係維持を懇願する」でした。2番目に有効であったのが「説得・話し合う」です。
恋人と関係崩壊する寸前における話し合いでは、恋の駆け引きは不要。「どうしても別れたくない」という気持ちを精一杯伝えることが、別れを回避するために効果が高いことが分かりました。
反対に、破局する可能性が高まる対応は「恋人非難」と「相手に譲歩する」でした。気をつけてくださいね。
まとめ
日々の心掛けとして、恋人(彼氏・彼女)に別れたいと思わせないことです。男性から別れを切り出す理由は「他に好きな人が出来た」が約4割。ひとの恋心は、恋人に慣れる(刺激が少なくなる)と移ろいやすくなります。刺激的な恋が長続きするように、倦怠期やマンネリデートを回避するなど工夫しましょう。
別れを切り出された時に有効な対処方法は「別れなくないと懇願する」ことです。感情的になって「恋人を非難」すると関係崩壊が進みますので気をつけてください。「別れたくない」気持ちをストレートに伝えることが、関係の維持に最も効果がありますよ。
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